宅建試験が終わって、ちょうど2週間。
あれだけ毎日開いていたテキストが、今は机のすみに置いたまま。朝起きても「今日は何をしよう」と思うだけで、なんとなく1日が終わっていく。そんな自分に、少しモヤモヤしていませんか。
私は宅建試験に4回落ちて、5回目でようやく合格しました。5回受けたぶん、試験が終わったあとの「ぽっかり空いた時間」も5回経験しています。
だからこそ、今のあなたに伝えたいのは、気が抜けてしまうのは、それだけ本気でがんばってきた証拠だということです。今日は、試験のあとによく聞く5つの「モヤモヤ」に、Q&Aの形でお答えします。
なぜ試験のあと、気が抜けてしまうのか
宅建の勉強は、多くの人が半年から1年近く続けます。仕事や家事のあとに机に向かい、休みの日もテキストを開く。そんな毎日を、10月18日の本番に向けてずっと続けてきたはずです。
その「目標に向かって走る毎日」が、ある日を境に急になくなるのですから、心と体がついていけなくなるのは自然なことです。
しかも、合格発表の11月25日までは、結果がわからないまま待つしかありません。次の目標を決めたくても決められない。「やる気が出ない」のではなく、「向かう先が一時的に見えないだけ」なのです。

試験のあとの「モヤモヤ」よくある5つの質問
Q1. 試験が終わってから、何もやる気が出ません。私はおかしいのでしょうか?
A. おかしくありません。むしろ、とても自然なことです。
長い間、張りつめていた気持ちが一気にゆるむと、しばらく何も手につかない時期が来ます。マラソンを走り終えた人が、ゴールのあとしばらく座りこむのと同じです。
「がんばったあとは、ゆるむ」。それで正常です。
Q2. 勉強しない毎日に、罪悪感があります。
A. 今は「休むこと」が、いちばん大事な準備です。
合格していても、不合格でも、発表のあとにはまた動く時期が来ます。合格なら登録や宅建士証の手続き、不合格なら来年に向けた作戦づくりです。
そのときに力を出すためにも、発表までの今の時期は、休んでいいとはっきり決めてしまいましょう。「休んでいい期間」を自分で決めると、罪悪感はぐっと小さくなります。
Q3. 合格発表までの時間、何をして過ごせばいいですか?
A. 勉強中に後回しにしていたことを、ひとつずつ取り戻してください。
たとえば、こんなことです。
- 勉強を応援してくれた家族と、ゆっくりごはんを食べる
- 行けていなかった散髪や歯医者、体のメンテナンスをすませる
- 気になっていた本や映画を、時間を気にせず楽しむ
- 夜ふかしをやめて、まずはしっかり眠る
どれも小さなことですが、「勉強でできなかったことができている」と感じるだけで、気持ちは少しずつ戻ってきます。
Q4. このまま、やる気が戻らなかったらどうしよう…
A. 次の目標が決まれば、やる気は自然と戻ってきます。
やる気は、出そうとして出すものではなく、「次に何をするか」が見えたときに、あとからついてくるものです。
11月25日に結果がわかれば、向かう先がはっきりします。合格していたら、宅建士証を手にするまでの手続きが始まります(合格のあとの4ステップはこちら)。もし届いていなくても、来年どうするかを考える材料はそろっています(来年も受けるか迷ったときの考え方はこちら)。
「宅建を取ったら、どんな働き方ができるんだろう」と少し気になってきたら、それもやる気が戻ってきたサインです。不動産業界の求人を眺めてみたい人は、宅建資格に強い宅建Jobエージェント
で話を聞いてみるのもひとつの方法です。
Q5. 周りに「試験どうだった?」と聞かれるのがつらいです。
A. 「発表は11月25日なんだ」の一言で十分です。
手ごたえを細かく説明する必要はありません。自己採点の点数を言わなくても大丈夫です。
聞いてくる人の多くは、あなたを心配しているだけです。「発表を待っているところ。結果が出たら話すね」と返せば、それ以上は聞かれないことがほとんどです。
なお、気分の落ちこみが長く続く、眠れない日が続くといったときは、ひとりでかかえこまず、かかりつけのお医者さんや身近な人に相談してください。

今日からできる、小さな一歩
最後に、今日からできることを3つだけ紹介します。
- 「11月25日までは休む」と、カレンダーに書いてしまう
- 使い終わったテキストや問題集を、本棚の見えるところに並べておく(がんばった証として)
- 応援してくれた人に「試験、終わったよ。ありがとう」と伝える
テキストを捨てたり、しまいこんだりする必要はありません。合格していても、来年また使うとしても、そこに並んだ本は、あなたが本気で取り組んだ記録です。
宅建を活かした働き方を、発表前にのんびり調べておきたい人はこちらもどうぞ。
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まとめ
- 試験のあとに気が抜けるのは、本気でがんばってきた証拠
- やる気が出ないのではなく、向かう先が一時的に見えないだけ
- 発表までは「休む期間」と決めて、後回しにしていたことを取り戻す
- やる気は、11月25日に次の目標が決まれば自然と戻ってくる
- 「どうだった?」には「発表は11月25日なんだ」の一言でOK
4回落ちて5回目で合格した私が言えるのは、宅建に本気で向き合った時間は、結果がどうであってもムダにならないということです。
今はしっかり休んで、11月25日を待ちましょう。ここまで走ってきた自分を、今日くらいはほめてあげてください。
