宅建、模試の点が悪くて落ち込んでいるあなたへ|4回落ちた私が本番2週間前に決めた3つの考え方|宅建士が解説

模試の点が悪くて落ち込むずんだもんを四国めたんが励ましている 試験対策
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宅建試験まで、あと2週間。

この時期は、公開模試や答練の結果が返ってくる頃です。点数を見て、「合格ラインに全然届いていない」「この点で本番に行って大丈夫なのか」と、胸がぎゅっとなっていませんか。

私もそうでした。宅建試験に4回落ちて5回目で合格するまで、直前の模試の点を見るたびに、その日の勉強が手につかなくなることが何度もありました。

でも今振り返ると、落ち込んでいたのは「点数そのもの」ではなく、点数の見方のせいだったと思います。

今日は、模試の点に振り回されていた私が、5回目の年の本番2週間前に決めた3つの考え方を書きます。点が悪かった方にこそ、読んでほしい話です。

模試の点が悪くて落ち込むのは、本気で向き合っている証拠

まず最初に伝えたいのは、模試の点で落ち込むのはあなたが本気で合格を目指しているからだということです。どうでもいい試験なら、点が悪くても気になりません。

そのうえで、知っておいてほしいことがあります。宅建試験の合格点は、毎年同じではありません。不動産適正取引推進機構が公表している過去10年の結果を見ると、合格点は50問中33点から38点まで、年によって5点も動いています。直近では、令和6年度が37点、令和7年度が33点でした。

合格点は「みんなの出来」で毎年決まります。模試に書かれている合格ラインや判定は、あくまで模試を作った会社の予想です。模試の判定は、本番の合否を決めるものではありません。

令和8年度の本試験は、2026年10月18日(日)の13時から15時(登録講習修了者は13時10分から15時)。残り2週間は、点数を伸ばすのに十分な時間です。

落ち込むずんだもんの肩に四国めたんが手を置いて励ましている

模試の点に振り回されていた頃の私

4回目までの私は、模試の点を「本番の予言」のように受け取っていました。

点が良ければ安心して手がゆるみ、点が悪ければ「もうダメだ」と落ち込んで、次の日は勉強に手がつかない。そして不安を消すために、別の会社の模試を次々に申し込んでいました。受けるたびに点数は上がったり下がったりして、気持ちも一緒に上下していました。

今なら分かります。模試を受けることが目的になって、間違えた問題をほとんど解き直していなかったのです。

四国めたんが説明し、ずんだもんがうなずいて聞いている

本番2週間前に決めた3つの考え方

考え方①|模試の点は「予言」ではなく「残り2週間の地図」

5回目の年は、模試の点数を見るのは1回だけと決めました。見たら、すぐに間違えた問題を次の3つに分けます。

  • A:知らなかった問題(そもそも覚えていなかった論点)
  • B:知っていたのに間違えた問題(読み違い・ひっかけ・うっかり)
  • C:時間が足りなくて解けなかった問題

こう分けると、点数は「自分の実力の判決」ではなく、残り2週間でどこを直せばいいかを教えてくれる地図に変わります。Bが多ければ問題文の読み方を、Cが多ければ解く順番と時間配分を直せばいい。やることがはっきりすると、不思議と落ち込む時間が減りました。

考え方②|比べる相手は合格ラインではなく「みんなが取れた問題」

多くの模試には、問題ごとの正答率がついています。5回目の年は、合計点よりも「多くの受験生が正解しているのに、自分が落とした問題」だけを探すようにしました。

宅建試験は、みんなが取れる問題を確実に取った人が受かる試験です。逆に、正答率が低い難問を落としても、それはほかの受験生も落としています。合否を分けるのは難問ではなく、みんなが取れた問題の取りこぼしです。

模試の点が悪くても、落とした問題の多くが難問なら、あわてる必要はありません。逆に、正答率の高い問題を落としていたら、そこが今いちばん点を伸ばせる場所です。

考え方③|新しい模試を受けるより「1回分を解き直す」

最後に決めたのが、本番前の2週間は新しい模試を増やさないということです。

新しい模試を受けると、点数を見てまた気持ちが揺れます。それよりも、すでに受けた模試1回分を、3日後にもう一度、本番と同じ13時から15時で解き直すほうが、私には効きました。

1回目に間違えた問題を2回目で取れたら、それは確実に本番の1点になります。点数を「測る」のをやめて、点数を「増やす」ことに2週間を使う。これが5回目の年の一番大きな変化でした。

ひとりで解き直していても、解説を読んで理由が分からない論点が残ることがあります。そういうときは、プロの講義に頼るのも手です。直前期だけでも、分からない論点をまとめて聞けると気持ちがずいぶん楽になります。

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ずんだもんと四国めたんが二人でガッツポーズをしている

今日からできる3つのこと

模試の点が悪かった日こそ、やることを小さくしましょう。今日やることは、次の3つだけです。

  1. 返ってきた模試の間違いを、A(知らなかった)・B(知っていたのに間違えた)・C(時間切れ)に分ける
  2. 正答率の高い問題で落とした問題に、印を付ける(ここが最優先の伸びしろ)
  3. その模試を3日後の13時から15時にもう一度解く予定を、カレンダーに書く

どれも、新しい教材はいりません。手元の模試と、ペン1本でできます。



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まとめ

  • 宅建試験の合格点は毎年変わる。過去10年で50問中33点〜38点(令和6年度37点・令和7年度33点)。模試の判定は本番の合否ではない
  • 考え方①=模試の点は「予言」ではなく「残り2週間の地図」。間違いをA・B・Cに分ける
  • 考え方②=比べる相手は合格ラインではなく「みんなが取れた問題」
  • 考え方③=新しい模試を増やすより、受けた1回分を本番と同じ時間で解き直す
  • 令和8年度の試験は2026年10月18日(日)13時〜15時。50問・2時間

4回落ちた私が言えるのは、模試の点が悪かった人ほど、本番までに伸ばせる場所がはっきり見えているということです。

鳶の現場でも、本番の前に段取りの確認で失敗が見つかるのは、悪いことではありません。本番で同じ失敗をしなくて済むからです。模試も同じでした。

あと2週間。今日の模試の点は、あなたの合否ではありません。間違えた1問から、もう一度だけ向き合ってみてください。合格後の働き方やキャリアに迷ったときは、いつでもブログで相談してくださいね。

出典:一般財団法人 不動産適正取引推進機構「試験実施概況(令和7年度以前10年間)」「令和8年度宅地建物取引士資格試験」スケジュール(2026年10月時点)

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