「宅建の勉強、範囲が広すぎて統計まで手が回らない…」
そう感じて、統計問題を後回しにしていませんか。
じつは統計問題は、試験のなかでいちばん少ない努力で1点が取れる“おいしい問題”です。範囲がとても狭く、覚えることも限られているからです。
5回受験してやっと合格した私自身、最初のころは統計を捨てていました。でも「ここを落とすのはもったいない」と気づいてから、直前にサッと仕上げるだけで毎年得点できるようになりました。今日はその統計問題を直前で1点に変える3つのコツをお伝えします。
そもそも統計問題ってどんな問題?
宅建試験では、例年「問48」で統計に関する問題が1問出ます。地価や住宅の着工数など、不動産に関する数字が「増えたのか・減ったのか」を問う、シンプルな正誤問題です。
難しい計算や深い理解はいりません。正しい傾向を知っているかどうか、ただそれだけで解ける問題です。だからこそ、対策した人としていない人で、はっきり差が出ます。
※宅建業に従事していて「登録講習(5問免除)」を修了した方は、問46〜50が免除されるため統計問題も解きません。それ以外の方は全員この1点が対象になります。
「後回し→結局捨てる」がもったいない理由
統計は範囲が狭いぶん、多くの受験生が「あとで一気にやろう」と後回しにします。ところが直前期はやることが山積みで、結局手をつけられずに本番を迎える人がとても多いのです。
権利関係で難しい1問を取りにいくより、統計の1点のほうがずっとラクに確実に取れます。合格は1点差で決まることも珍しくありません。捨てるにはもったいない1点です。
統計問題を直前で仕上げる3つのコツ
コツ① 出るのは5分野だけ。範囲を思い切って絞る
統計問題で問われるのは、だいたい決まった数字の“出どころ”です。代表的なのは次の5つ。
- 地価公示(国土交通省)…土地の価格が上がったか下がったか
- 新設住宅着工戸数(建築着工統計)…住宅がどれだけ建てられたか
- 宅地建物取引業者の数…宅建業者が増えたか減ったか
- 法人企業統計(財務省)…不動産業の売上高・利益
- 土地白書の土地取引件数…土地の売買がどう動いたか
この5つの“方向”さえ押さえれば、統計はほぼカバーできます。あれもこれもと手を広げず、まずはこの範囲に絞りましょう。
コツ② 数字は覚えない。「増えた/減った」の方向だけ
統計というと細かい数値を丸暗記しなければ、と身構えがちですが、そこがつまずきポイントです。本番で問われるのは正確な数字そのものより「増加か・減少か」という傾向であることがほとんど。
たとえば「地価は上がった」「着工戸数は前年より減った」といった大きな方向感を、キーワードとセットで覚えるのがコツです。細かい%まで暗記しようとすると、覚えきれずに嫌になってしまいます。方向だけなら、5分野でも一晩あれば頭に入ります。
コツ③ やるのは直前1〜2週間でいい
統計問題には、他の科目にはない大事な注意点があります。それは「使うデータが毎年入れ替わる」こと。試験で問われるのは、その年の最新の発表内容です。
だから早い時期に古いデータを覚えても意味がなく、むしろ混乱のもと。統計は直前1〜2週間で、最新のまとめ資料を使って一気に仕上げるのが正解です。予備校や市販の直前予想教材が、その年の統計を要点だけまとめてくれているので、それを1枚読むだけでも十分戦えます。
私自身、直前期に配られる「統計まとめ」を試験前日に見返すだけで、毎年この1点を取っていました。最新の予想問題集や直前対策本を1冊持っておくと、統計に限らず安心材料になります。
私も直前期はこうした教材で最終チェックをしていました。書店に行く時間がない方は、ネットでも手に入ります。宅建の直前予想・統計対策の教材を楽天ブックスで探す![]()
やってはいけないNGな取り組み方
最後に、統計でありがちな失敗も押さえておきましょう。
- 早い時期に古いデータを丸暗記する…試験で使うのは最新版。労力がムダになります。
- 細かい数値まで完璧に覚えようとする…深追いすると時間を食うわりに得点は伸びません。
- 不安で当日いろいろ詰め込む…統計は前日〜当日の“最終確認”向き。範囲を広げすぎないこと。
統計は「浅く・新しく・直前に」が鉄則です。
独学で最新の統計データを集めるのが不安な方は、統計まとめや直前予想までフォローしてくれる通信講座を使うのも一つの手です。
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まとめ
統計問題は、範囲がいちばん狭くて、いちばんラクに1点が取れるボーナス問題です。今日の3つのコツをおさらいします。
- ① 出るのは5分野だけ。範囲を思い切って絞る
- ② 数字は覚えず「増えた/減った」の方向だけ
- ③ やるのは直前1〜2週間。最新のまとめで一気に仕上げる
統計はコスパ最強の得点源です。今は他の科目に集中して、直前にサッと仕上げれば大丈夫。この1点が、あなたの合格を後押ししてくれます。応援しています。
