宅建の過去問は何年分・何周やればいい?7月から間に合わせる3つの回し方

宅建士
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「宅建の過去問、そろそろ本気でやらなきゃ」——7月に入って、そう感じている方は多いのではないでしょうか。でも、いざ始めようとすると「何年分やればいいの?」「何周まわせば合格レベルになるの?」で手が止まってしまう。実はこれ、独学の方がいちばんつまずくポイントです。

やみくもに古い年度まで手を広げて中途半端に終わったり、逆に1周解いただけで「やった気」になってしまったり。過去問は「量」と「回し方」を決めてから始めるだけで、同じ時間でも得点の伸びがまるで違います。

この記事では、10月の本試験まで残り約3か月の今から間に合わせるための、過去問の「3つの回し方」を、宅建士の私の経験もふまえてお伝えします。

そもそも過去問は「何年分・何周」が目安?

結論から言うと、目安は「直近10〜12年分を、合計3周以上」です。宅建は過去に出た論点がかたちを変えて繰り返し出るため、10年分もやれば「よく出るところ」がひと通りカバーできます。逆に、20年前の古い問題は法改正で今と答えが変わっているものもあり、優先度は下がります。

ただし、これは「同じ問題集を頭から3回コピーのように解く」という意味ではありません。周ごとに“目的”を変えるのがコツです。ここからの3つの回し方が、その中身です。

回し方①:まずは「直近5年分を1周」して自分の位置を知る

いきなり10年分に手を出すと、量に圧倒されて挫折しがちです。最初は直近5年分だけを、分野を気にせず頭から1周してみてください。目的は点数を取ることではなく、「今の自分がどこで落としているか」「宅建の問題ってこういう聞かれ方をするのか」を体で知ることです。

この1周目は、正答率が5割を切っても落ち込む必要はまったくありません。7月時点なら、それが普通です。大事なのは、間違えた問題にチェックだけつけて先へ進むこと。ここで解説を完璧に理解しようと止まると、いつまでも1周目が終わりません。

過去問集をまだ持っていない方は、最新の法改正に対応した年度版を1冊用意しておきましょう。私自身、当時は書店で中身を比べて「解説の文字が大きくて読みやすいもの」を選んで正解でした。

同じように迷っている方には、まず定番の過去問題集をのぞいてみてほしいです。



回し方②:「分野別」に3周して苦手をつぶす(7〜9月の本番)

1周目で全体像がつかめたら、ここからが得点力をつくる本番です。過去問を年度順ではなく、「権利関係」「宅建業法」「法令上の制限」「税・その他」の分野ごとにまとめて、横に解いていきます。同じテーマの問題を続けて解くと、出題パターンと引っかけ方が見えてきます。

このとき意識したいのが配点の大きい「宅建業法」は満点を狙うということ。宅建業法は50問中20問と最多で、内容も比較的素直です。ここを分野別で徹底的に回して「落とさない分野」に育てると、合格がグッと近づきます。

逆に、多くの人がつまずく「権利関係(民法など)」は、深追いしすぎない。満点ではなく半分取れれば十分という気持ちで、頻出テーマ(意思表示・借地借家・区分所有など)に絞って周回するのが効率的です。分野別に3周まわす頃には、間違いのチェックがついた問題がぐっと減っているはずです。

回し方③:直前期は「年度別・本番形式」で時間を計る(9〜10月)

9月後半からの直前期は、いよいよ「年度別」で1回分(50問)を通しで、時間を計って解きます。宅建本試験は2時間で50問。1問あたり約2分半のペースです。分野別でどれだけ解けても、本番の時間配分に慣れていないと「最後まで解き終わらなかった」ということが起こります。

本番形式で解くときのポイントは3つ。①解く順番を決めておく(業法→法令→税その他→権利関係が定番)、②分からない問題は飛ばして印をつけ、後で戻る、③マークシートの塗り間違いに注意する。この「通し練習」を直前の3〜4週間で数回やっておくと、当日の緊張がぐっと減ります。

ここまで来れば、過去問を3周以上まわし、本番の時間感覚も身についた状態。あとは間違えたところの最終チェックで、合格ラインの安定を目指しましょう。

【7月〜10月】過去問スケジュールの目安

  • 7月:直近5年分を1周(自分の位置を知る)+テキストで基礎の穴うめ
  • 8月〜9月前半:分野別に3周(業法は満点、権利は頻出に絞る)
  • 9月後半〜10月:年度別・本番形式で時間を計る+間違いの最終チェック

もし「独学で過去問を回しているけれど、解説を読んでも腹落ちしない」「このペースで間に合うか不安」という段階なら、映像講義でプロの解説を聞いてみるのも一つの手です。私も、独学でどうしても理解できない論点は、後から講座の解説を聞いて一気に腑に落ちた経験があります。

無料の資料請求やお試し講義から始められるので、独学に限界を感じたら早めにのぞいてみてください。



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まとめ:過去問は「量」より「回し方」で決まる

宅建の過去問は、ただ何周も繰り返すのではなく、周ごとに目的を変えるのが合格への近道です。

  • ①まず直近5年分を1周——点数より「自分の位置」を知る
  • ②分野別に3周——業法は満点、権利は頻出に絞って苦手つぶし
  • ③直前期は年度別・本番形式——2時間50問の時間感覚を体に入れる

7月の今からでも、この3ステップなら十分に間に合います。焦らず、でも一歩ずつ。過去問を「解いた回数」ではなく「回し方」で見直して、10月の本試験を得点で迎えましょう。

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