はじめに
先日、築古戸建を民泊用にリフォームして経営されている方々のオフ会に参加してきました。
YouTubeなどで民泊経営の情報を見ると、どうしても 東京や大阪など大都市圏の事例 が多く、料金設定も高めに感じます。
しかし、私が住んでいる 佐世保市 のような地方では、事情が少し違います。
そもそも民泊物件の数が少なく、需要も「爆発的にある!」というわけではありません。
そんな中でも経営を続けていくための方法を、私なりに整理してみました。
需要は「観光客」だけじゃない
地方の民泊というと、観光客向けをイメージしがちですが、実際にはそれだけではありません。
- 出張で訪れるビジネスマン
- 地元に帰省する家族や親族
- リフォーム中や新築待ちで一時的に住む人
こうした 「生活に根ざした需要」 を意識すると、地方でも安定的に利用者を獲得できます。
価格設定は「ホテルより少し安い」
大都市のように一泊1万円以上は難しいですが、地方では ビジネスホテルより少し安い価格帯 を意識すると予約が入りやすいです。
例えば佐世保であれば、4,000円~6,000円程度を基準に、清掃費などを加えて調整するイメージです。
自分で管理できる距離感が大事
私は「近くで、自分で管理できる場所」が一番だと思っています。
清掃やチェックイン対応を外注するとコストがかさむため、 自分で動ける範囲の物件 を選ぶのがポイントです。
差別化できる「付加価値」をつける
地方だからこそできる工夫があります。
- 地元の食材を使った簡単な朝食サービス
- 無料の駐車場
- 長期滞在しやすい家具・家電完備
観光地としての魅力が薄くても、こうした「ちょっと便利」「ちょっと嬉しい」サービスで選ばれる物件になれます。
✅ まとめ
田舎だから民泊経営は難しい…と感じていましたが、需要の視点を変えたり、価格設定を工夫したりすることで、十分にチャンスはあると思います。
特に 佐世保のような地方都市 では、「観光客+生活需要」を取り込むことで、堅実に運営できるのではないでしょうか。
「地方だからこそできる民泊経営」――今後も研究しながら実践していきたいと思います。

